静まる中国と炎上する韓国
<東京大行進>「差別やめ一緒に生きよう」…新宿で呼びかけ (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
本日行われたデモですが、昨年の尖閣問題発生時のデモと比較すると実に面白いです。
昨年の尖閣問題が発生した時、池袋で反中デモが発生しました。
池袋で「史上最大の反中デモ」ニコ生来場者25000人超 - 夕刊アメーバニュース
この反中デモですが、意外とあっさりと沈静化してました。
Wikipediaを見るに1ヶ月くらいで落ち着いたみたいですね。
嫌韓デモと比較してみれば、その差は歴然です。
わたしも中国人の知り合いが何人かいます。
在日中国人、日本に帰化した中国人、中国在住の中国人などなどです。
いずれの人にも共通していたのが、「政府は政府、民間は民間」ときっちり切り分けを主張していたことでした。
つまり、「中国政府は尖閣問題で日本に文句をつけているが、我々民間の知ったことではない。むしろ、商売に迷惑だ」ってな感じで、あっちはあっち、こっちはこっちと切り分けができているんですね。
だから、カウンターデモなんて全く考えない人ばかりでした。そんなことしたら日本人相手に商売出来ないじゃないか、迷惑だってな感じで。
つくづく、中国政府と民間って意識が違うんだな~って実感します。ビジネスを最優先で考えられる人々であり、さすがグローバルで活躍できる華僑って感じです。
ここまでキッパリ関係ないと言われると、デモする側は困ってしまいますよね。
言っても意味が無いわけですから。デモの収束は必然とも言えます。
翻って先の嫌韓デモですが、当初は竹島上陸問題であり、韓国の反日デモが起点になっていたと記憶してます。つまり、反韓国政府デモだったはずです。
中国人に習うのであれば、「韓国政府が余計なことをしたせいで、我々の生活に迷惑だ」と宣言し、デモなんか放っておけばよかったのでは、と思います。
ただ、ここで取られた手段はカウンターデモ。元の記事にあるように在日韓国人も実行委員に参加している模様です。
つまり、韓国政府に対する批判を在日韓国人に対する批判としてキャッチしたわけですよね。反韓国政府デモが嫌韓国人デモに変質してしまうわけ。
ああ。。。対応が悪い。。。
デモに対してデモを行ってどうするんだ?地元商店街の面々は騒ぎばっかり長期化しまい、客足が遠のくだけで迷惑なだけじゃん。と、商店街っ子だった私は思うのですが。。。新大久保は騒ぎが起きても客足が遠のかない場所柄なんですかね。。。
Twitterをみると、リベラルの面々の中でもこのカウンターデモは意味が無いと批判する人がいるみたいですけど、その人に対して総括をかけようとするリベラル面々の多いこと。カウンターデモ活動自体を目的化した人が出てきたってことですね。これじゃあ、現実的な解決なんかできっこ無い訳で。
以上。