読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

プロマネブログ

とあるSIerでプロマネやっているオッサンです。主にシステム開発ネタや仕事ネタ、気になった三面記事ネタの解説なんかしてたりします。

新人プロジェクトリーダ向け。チームとプロジェクトを動かす10のポイント

もうすぐ4月ですね。

 

4月は人事異動の季節ということで、配置換えなど、仕事が変わることもあるかと思います。

オッサンの後輩なんかもこの時期チーム体制の変更などにより新たにプロジェクトリーダなどに抜擢される人もいるのですが、だいたい半年ぐらいは苦労する人も多い。

そんな若手に向けて、オッサンが過去行ってきたアドバイスをちょっとだけまとめてみます。

 

新人プロジェクトリーダ向け チームとプロジェクトを動かす10のポイント

 

1.チームメンバーが仕事ができないと思ってイライラしてはいけない

リーダに抜擢される人は、設計やプログラミングなど仕事ができる人を抜擢するケースがよくあります。で、仕事ができる人がリーダになった場合、自分を基準につい仕事を割り振りがちだったりします。

「オレなら1日でプログラミングが終わるのになんで3日もかかるの?」とか、つい言いがちですけど、グッとこらえてください。

 メンバーを基準に仕事をすることの、最初の洗礼みたいなもんです。

 

2.依頼や説明は丁寧すぎるぐらいがちょうどいい

以前、「詳細設計書も問題だけど、それ以上に成果物定義が問題 - プロマネブログ」でも書きましたけど、概してリーダのやりたいこと、やってほしいことはメンバーにきちんと伝わらないことは多いです。

 リーダになりたての頃は、具体的すぎるな、と自分で感じるぐらいきちんと説明するぐらいがちょうどいいと思います。

 

3.自分でやったほうが早い、は危険

1,2みたいな事態が続くと、つい自分で仕事をやったほうが早いんじゃ、と思っちゃう場面もあるかと思います。

特に、プレイングマネージャーとして現場でも活躍している人を周囲で見たりすると。

でも、最初から無理してプレイングマネージャーとして活躍しようとすると、自分の仕事が想定外に増えたりした場合に、チームリーダーの活動が停止し、チームとしての仕事が停止する危険性があります。

 プレイングマネージャーとして活躍するのは、チームを安定して回せるようになってからの方が無難かと。

 

4.とりあえず半歩先を見る

プロジェクトリーダーで、ある程度仕事が慣れている人ならば次の次の工程ぐらいを読んでプロジェクトを進めたりもしますが、最初はまず今の工程→半分ぐらい進んだら次の工程を見るぐらいの半歩先を見た活動でも問題無いです。

最初そんなに大規模な案件を、いきなり担当することは無いでしょうし、半歩先でもリスクは少ないかと思います。

むしろ、今の工程がきちんと回っているか、しっかりと確認しながら進めたほうがリスクが少ないです。

 

5.数字にこだわりすぎない

リーダになりたての頃は、つい進捗率などの数字が気になってしまい、細かく数字をチェックしがちなタイプの人もいます。

プロジェクトを進めていれば数字に多少差異が生じることなんて当たり前です。

しかし、リーダとして慣れないと、どのぐらいずれても大丈夫なのかみたいな感覚を持つことができないので、つい数字に頼ってしまいます。

数字合わせのチェックにこだわりすぎて、本質的な「プロジェクトに問題が起きているかどうか」のチェックを忘れないように注意することが必要と思います。

 

6.上手く上の人を使う

リーダになりたての頃は、ステークホルダーとの調整に苦労します。特に、お客と直属の上司でないお偉方。

お客は、なんだかんだ言って仕事に信頼を求めてたりします。そういった意味で、若手の理論よりベテランの概論が効果的な場面もしばしば。

状況に応じて、先輩も使うこともリーダとしての仕事です。

難しいお客さんを相手にしなきゃいけないなあ、なんて場合は、最初から先輩を体制に組み込んで顧客対応させるぐらいの強かさがあると面白いですよ。

 

7.熟考と弱気は違う

思慮深いことはいいことですが、とか言って何でもかんでも「前のリーダに聞いてみます」「プロマネに聞いてみます」ではメンバーからの信頼を得ることができません。

あんまりにも自分の判断をしないでいると、いつしかメンバーの方から「直接プロマネに聞いておきますね」なんて言われてしまうことも。。。

最初のうちは相談事が多くても、少しづつでも良いので自分の判断を増やしていかなければなりません。

自分の判断で仕事を進める第一歩目の勇気を持つことからリーダとしての一步が始まると思います。

 

8.リーダーになっても相談は忘れずに

チームを持つと、ときとして万能感を持ったりする場合があります。相談するのが恥ずかしいと思ったり、プライドを傷つけると感じる場合もあるかもしれません。

でも、リーダになったからといって、何でもかんでも完璧に最初からできるわけではないですし、ベテランになったからといっても一人で解決できることばかりじゃあないです。

むしろ、適切な場面で他人から情報を集めることができる、相談できる力がリーダには必要です。

ひとりよがりにならないよう、注意してください。

 

9.自分色を出すのはまた来年

リーダになりたての頃は、今までこうすればうまくいくはずだったと思う改善を試してみたくなるかと思います。

でも、最初から新たな試みを導入しても、自分自身上手く扱うことができないですし、よしんば扱えたとしてもメンバーが新しいリーダに追いつくのに精一杯なこともよくあります。

まずは、安定してチームを回せるようになってから。自分色をチームに反映するのはそれからのほうがより効率的に効いてきます。

 

10.法律は覚えておこう

チームで活動する場合、全員が自社員だけじゃない場合もしばしばです。請負、派遣、契約社員、トレーニー、社内出向。。。

そのような複雑なメンバー構成で仕事をしていると、良かれと思ってやったことが、実は偽装請負だったとか、派遣法違反だったとかになることがあったりします。

なにか新しいことをやろうとした場合に、それが法律的にOUTではないかある程度は判断できるよう、基本的な法制度は抑えておいた方が良いです。思わぬ落とし穴は、結構空いてます。

※心配なら法務や上長に確認することも。

 

まとめ

なんだか偉そうなこと書いてますけど、ぶっちゃけほとんど全てオッサンがプロジェクトリーダになりたての頃の失敗談です。

おかげで何度、上司に怒られ、お客に怒られたことか。。。

正直、色々書きましたが、どれもIT業界特有の話ではないかと思います。 どんな業界でも似たようなアドバイスってきっとあるんだろうなって思います。

 

4月より新たにリーダになる方は、今までのメンバーとしての仕事のやり方とは全く変わった仕事のやり方になることもあるかと思います。

くれぐれもがんばってくださいね。

  

 

※しかし、改めて自分で書いていて思うのですが、なんだか「親父の小言」みたいですね。。。まあ、子持ちのオッサンが語っているわけだし、「親父の小言」で間違ってはないですね。

 

以上

 

 

親父の小言―大聖寺暁仙和尚のことば

親父の小言―大聖寺暁仙和尚のことば

 

 

 

広告を非表示にする