若手の提言
DevOpsなんてくそくらえ - razokulover publog
なんだか新人時代を思い出してしまったので。。。
新人時代、元ブログの彼のようにやっぱり上役ともめてました。。。
「現在の開発手法じゃダメなんです」
「生産性を上げるためにツール導入したいんです」
みたいな。
で、そのたびに回答は決まっていて
「でも、現状の開発フローは実績があるぞ。」
「そのツール導入するとどんだけ生産性が上がるんだ。数字出せ」
と言われるわけです。
もう、定性的な表現で説明しても取り付く島がないって感じ。
とにかく数字を出せって一点張りなんですよ。
まあ、オッサンになった今なら分かるんですが。。。
若手のうちの提言ってどうしても信じてもらえない。
それは、若手が言っていることを理解できないわけでもなく、
また、若手を信頼してないわけでもないんですよ。
決定的には、若手には見えてないものがあるっていう経験則から慎重になっちゃうんですよね。
例えば、
- CMMIなどのための社内規程上使えないツールだった
- ライセンスに想定外の金が必要だった
などが代表例ですね。。。
また、ツール導入するとメンテの問題があったりするため、その分のコストを計算してないんじゃ、なんて疑惑を持たれたり。
まあ、要は経験不足からの信頼に欠けるって判断されたわけです。
その分、説得力のある説明を求められた、ってわけで。
そんな若手だった私も、今では立派なオッサンとなりました。
中堅半ば過ぎぐらいとなり、現場のリーダーの立場ですが、
昔の野望を忘れられずに着々とツールを導入しております。
新たなツールを導入しようとするとき、やっぱり上役に説明をするわけですが
「まあ、お前が言うなら大丈夫だろ」
「任せておくよ」
とまあ、なんともあっけない。
昔の説明に苦労していたのがウソみたいです。
結局、ナニが違うのか、といえば信頼なんですよね。
もちろん、説明能力が増えたってのもあるのですけど、
新人の頃から着々と生産性向上施策を成功させてきた実績が
まあ、こいつなら大失敗はしないだろうっていう信頼につながった結果、
裁量の範囲をどんどん広げることに成功したって思ってます。
いか純和風の会社ッて感じですが、上司がオッサンよりさらにオッサンなので
仕方ありませんね。。。
元記事の彼、新人のうちから改善を心がけるってのは非常に良いことだと思います。
あとはその志を自分の裁量が広がるまで保ち続けるだけです。
ぜひぜひ頑張ってもらいたいですね。
以上