プロマネブログ

とあるSIerでプロマネやっているオッサンです。主にシステム開発ネタや仕事ネタ、気になった三面記事ネタの解説なんかしてたりします。

祝日出勤だと!?3倍返しだ!

春節の大移動マップ、携帯データで作成 中国・百度 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 

中国ではいよいよ春節です。

中国オフシェアと一緒に仕事をするときは、この時期プロジェクト進行にいっつも気にするんですよね。

 

春の春節、秋の国慶節

中国では、大規模な休暇って言うと、春節国慶節があります。

春節は旧正月です。年によって違いますが、今年は1月31日から。

国慶節は10月1日から。

 

この春節ですけど、毎年開始日が違うんで、1月になると今年はいつ春節でしたっけ?って聞くのが定例となってます。

 

今年の場合は、1月31日から2月6日までが休みです。

1週間まるっとお休みとなるので、スケジュール調整はかなり前から調整しておかないとトラブルになりますので、要注意。

ここらへんの休日管理は海外と仕事をする時の基本ですね。

 

 

春節中の出勤は罰則あり

こういった相手方休みに合わせてスケジュールを調整するのは基本といいつつも、プロジェクトの進捗によっては上手く休みが調整できない場合もあります。

 

となった場合は仕事をお願いするんですが。。。日本のGWに休日出勤をお願いするのとはワケが違います。

 

日本の場合、休祝日に出勤しても、事前に振替休日を調整しておけば割増賃金を払わなくても良かったりします。*1

 

かたや、中国では法律で法定祝日について、休日勤務させると振替休日の有無にかかわらず賃金3倍払いしなきゃならないって法律があります。*2

 

う~ん、実質資本主義と言われながらもさすがは共産主義の国。こういうところで労働者の権利をきっちり守ったりしてますね。

と言うか、「国で休めって言っている祝日になんで出勤させるんだ!」っていう意思をヒシヒシと感じます。

 

仕事のスケジューリングせず、オフシェア側を休日出勤させるような事態になったらもう大変。土下座する覚悟で仕事をお願いしなけりゃなりません。

なんで、この時期はプロジェクトの進行はかなり気を使います。

 

祝日3倍払いは日本にも適応できる?

さて、わりかし羨ましい祝日賃金3倍払いですが、日本に適応できるかな、と少し考えてみました。

 

中国の産業構造比率は以下のとおり*3

とまあ、概ね2/3が第一次産業第二次産業に就業しております。

第二次産業は工業など。資本集約の産業が中心です。となれば、工場停止してまとめて休業をとった方が効率的です。

日本でも、工場の場合大型連休前後の休日に上手くくっつけて長期連休にしたりしますしね。

まあ、そんなのもあって春節の時期は元記事の様な超帰省ラッシュになっちゃうんでしょうけど。

 

これに対し、日本の産業構造比率は以下のとおり*4

圧倒的に第三次産業が多いです。

第三次産業の場合、直接消費者を相手に商売する都合上、休祝日こそ稼ぎ時、みたいな感じで、休日休みのモチベーションが大きくない仕事も少なくないでしょう。

となれば、他の産業と合わせて半強制的に休みを取らせるというのは、効率といった意味ではかえって好ましくないのかもしれません。

かつ、いろいろな利害関係者から反発も出るでしょう。

 

ざっくりとしたロジックですが、振替休日とっても祝日3倍払いは日本への適応はムズカシイかなって思います。

 

まとめ

まあ、そんなこんなで中国の制度をちょっと羨ましいなんて思ってしまいました。

日本は、有給消化率が低い反面、祝日の多さでカバーしてるといいます。

であれば、厳密に休みを取得できるよう、割増賃金の見直しはあってもいいかなと思います。

前述の例で言えば、 振替休日をとった場合は割増なしでの、祝日3倍払いなら行けそうかなって気も。

 

 

※なお、タイトルはソフバンのCMみていたら倍返しが頭から離れなくなってしまいましてついつい書いてしまいました。

 

 以上

 

 

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