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プロマネブログ

とあるSIerでプロマネやっているオッサンです。主にシステム開発ネタや仕事ネタ、気になった三面記事ネタの解説なんかしてたりします。

IT技術者の2014年年収予想を世界主要国と比較してみた

テクノロジー

給与調査|外資系・日系グローバル企業への転職ならロバート・ウォルターズ

 

調べ物していたら面白い資料を見つけました。

この資料は、各国の給与予測調査を行った結果ということで、日本を含めた数カ国の2014年予想年収、2013年の実勢年収を調査したものということです。

 

この資料にIT技術者の給与についても書いてありました。

ちょっと興味があったので、日本と主要国のPM、SE、PGの給与比較をしてみます。

 

主要国給与比較結果 

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※フランスなど国によってはSEという職種がない場合がありますので、その場合はシステムアーキテクトやビジネスアーキテクトなどで代用してます

 

プログラマは言語によって給料に差がある場合があります。比較しやすかったJavaプログラマを使ってます。

 

※各国ピンきりの幅が広かったのですが、分布がわからないためピンきりの中間を取ってます。上海は最大値が非常に高かったため、ちょっとイレギュラーな結果になってますが。。。

 

※残念なことに、アメリカのIT技術者給与で比較可能なものがありませんでした。データアナリストやグロースハッカーなど、アナリストやマーケターの給与しかなく比較ができませんでした。

 

 

全体的に微妙に上振れしている模様ですが、元の会社が転職エージェントであることから多少は色つけているんでしょうね。

 

ヨーロッパと日本のエンジニアの給与水準はだいたい同じくらい。

こうやって見てみると、全般として

「ヨーロッパシニア層>日本=ヨーロッパ若手層>韓国=上海>ベトナム

って感じの給与水準になってそうです。

 

よく、日本のエンジニアはヨーロッパよりも給与水準が低いという声がありますが、実際には大差なく概ねヨーロッパの若手~ミドルぐらいの水準みたいです。

IT技術者35歳定年説なんて言われてます。このため、SEやプログラマ等は若手が多く、給与が低いんじゃないかなという声がありますが、大体その予想通りみたいです。

徐々にシニア層(業務経歴10年以上)のエンジニアが増加しつつあるとも聞いてますので、そういったシニア層が増加すれば欧米のシニアエンジニアと給与が同等水準になるんじゃないかなって気がします。

 

 

※実際、表を見るにSE,プログラマの給与は増加傾向にありますしね。

 

 

むしろ気になったのは、プロマネの給与の低さ。35歳定年説のせいでエンジニアの給与が低いのであれば、逆にプロマネなどマネジメント層はヨーロッパシニア層に近づいてもいいんじゃあないかと思ってましたが、結果としては芳しくないです。

う~ん、給与が不当に低いのか、マネジメントのパフォーマンスを出せるスキルが低いので給与が低いのか。。。何か問題がありそうです。

 

アジア新興国の給与はやっぱり安い

上海は韓国と同等水準の給与をもらっているみたいですね。ここ数年、上海地域の給与が急増してますので、ついに韓国に追いついたって感じでしょう。

中国は都市部と地方との給与格差が広いので、地方都市だとまだベトナムと同水準て言う都市も多いです。

 

ベトナムはとにかく安いですね。。。プロマネは日本の4分の1、プログラマでは日本の5分の1です。

そりゃオフショアに仕事を依頼しようって考えも増えますね。

そういった日本やヨーロッパ、アメリカからのオフショア引き合いが増えているため、ベトナムプログラマは急激に給与が増加していると聞いてます。

上記の表でもベトナムプログラマは給与増加率が最大で、前年比30%も増加との予想です。

 

ひょんなとこから見つかったフランスの若者失業問題

フランスでは、高齢者の雇用保護が強いため、若者の失業が問題になっていると聞いたことがあります。

これについて、上記の表でも現れており、フランスのシニアエンジニアは2013年よりも給与が増加するとの予想になってますが、若手エンジニアは給与が比較国で唯一減少との予想になってます。

 

フランスのIT技術者においても、若者失業問題が影響していることを伺えます。

 

 まとめ

実は、似たような調査は別のサイトでも行われてますが、別の調査結果とずいぶん乖離しているんですよね。。。

システムエンジニア(SE)の年収-年収ラボ

 

まあ、平均年収なので、ばらつきやサンプリングなどきちんと評価してみないと本当のところアヤシイ可能性もあります。

ただ、同一の調査主体による同一基準の調査ということを考えれば、日本のIT技術者の給与はそこまで欧米と比べても悪くなさそうな感じです。

※具体的な金額はさておき

※もと記事の金額は現金給与以外の福利厚生費も含めての待遇水準な気がします。現物報酬込みなら相場観からそんなには離れてないんですけど。。。

 

 

上記表で現れてない部分で、アメリカのグロースハッカーやデータアナリストだと、給与が1500万~2000万というレベルでもらえたりもしているとの調査結果がありました。そういった新たな需要のあるマーケティングスキルを身に付けるのも人生の戦略としても悪くなさそうです。 

 

他にも、インフラ系エンジニアやデザイナーなども比較したかったのですが、体力が尽きたのでこのぐらいまでで。。。

 

以上

 

 

 

グロースハッカー

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