プロマネブログ

とあるSIerでプロマネやっているオッサンです。主にシステム開発ネタや仕事ネタ、気になった三面記事ネタの解説なんかしてたりします。

仕事始めに中国から感じた「日本の伝統」の心

中国の年賀状をもらった

本日が仕事始めでしたが、中国のオフシェアパートナー会社から年賀状をもらいました。 リーダーやるようになってから毎年もらってます。

 

向こうの年賀状って、赤と金でものすごく派手です。

 

年賀カード大43 新年好_金円枠福

年賀カード大43 新年好_金円枠福

 

 

※上記Amazon画像はご参考まで。

 

いや~。オッサンは基本単純なので、こういった年賀状を手書きでもらったりすると、 嬉しくなっちゃいます。

 

中国から見かけた日本の伝統芸「どぶ板営業」

 

中国って、年賀状を送る風習はあるものの、日本みたいに元旦には送りません。

通常、中国では正月というと、旧正月を指します。大体2月前半です。

なので、オフシェアパートナー会社で年賀状を送るのは、わざわざ日本の風習に合わせて送っているってことになります。

 

これって重要な示唆がありますよね。

  • ビジネスのためとはいえ、「日本の、年賀状を元旦に送る風習」を理解している
  • 昔ながらの営業みたいに、手書き年賀状を作成して送れば相手が喜ぶ心遣いを理解している
  • ビジネスで、相手を喜ばすことで営業活動がスムーズになることを理解している

ってことです。

 

これって、従来日本企業が得意って言われていた「どぶ板営業」に通じるって思ってます。つまり、ある種日本の伝統芸が中国で生きている訳ですね。

 

 

 

正直、これは脅威です。

 

 

日本が得意としてきた「おもてなし」や「細やかな気遣い」にも中国企業が進出しつつあるってことですから。彼らの学習能力と応用能力はすごいです。

このまま行くと、日本企業のプレゼンスを全てかっさらってしまうんじゃないか、と常々危機感を感じます。

 

まとめ

仕事始めから、早々に中国企業のビジネス力に感嘆です。

 

よく、「中国に技術が流出した」なんてニュースが流れます。

こういった見えるところだけでなく、それ以外の「気遣い」「心遣い」なんて部分でもガンガン学ばれていることを感じます。

 

日本企業はこういった中国企業に対抗するために相手のことをきちんと学べているんだろうか。。。

パートナー会社同士を比較しても、中国に負けているんじゃないだろうか、なんて感じる場面が端々にあるのを見かけると不安になります。

 

まあ、今年も日本だけでなく世界から学べることを増やせるよう、仕事を頑張りたいもんです。

 

 

以上