命を削ってまで「超朝型生活」から何が得られるのか?
最近、朝活を推奨されてるみたいですね。。。
ビジネス上、朝活が役立つ場面って限定的なので正直微妙だな~って思い見てましたが。。。まあ、こちらの指摘はまた別の機会に。
今回、ちょっと気になったのが、「3時間睡眠」を推奨していることです。
短眠は早死の始まり
オッサン、過去仕事がモウレツに忙しかった時、1年間ほど3時間睡眠で過ごしていた時期があります。
終電帰り~早朝出社を繰り返していたためにそんな状況だったのですが。。。見事に体調を崩してしまい、暴飲暴食の結果体重が20キロ近く増えてしまうといったひどい状況になってしまったことがあります。
一般に、睡眠時間が短くなると以下の様な症状が現れます。*1
- 心臓に負担がかかり、死亡率が増加する
- 不眠状態に近くなると鬱になるリスクが2倍近くまで上昇する
- 睡眠時間が短いほど、肥満になりやすくなる(オッサンの事例ですね)
特に、4時間以下の睡眠では死亡リスクが2倍以上に高まると指摘されてます。
成人の場合、一般的に死亡リスク・生活習慣病リスクが低いのは、睡眠時間7時間前後であると言われています。
Wikipediaでも言及されてますが、医学的に3時間睡眠と言った短眠を進める医学的な根拠はないようです。
オッサンも、医者に止められました。
まあ、若いからって無理は禁物です。以降、体調を崩さないよう睡眠時間は気にするようにしてます。
※と言っても5時間くらいしか眠れないので余り改善しているわけではないんですけど。。。
早死したい人、肥満になりたい人、鬱になりたい人を除いて無闇矢鱈に睡眠時間を削ることはオススメできません。
バイオリズムに沿った生活が一番
ただまあ、忙しい現代では少しでも睡眠時間を削ってでもいいから活動時間を得たいって気持ちもわかるんですよね。
また、長すぎる睡眠は体を蝕むなんて指摘もありますので、寝過ぎも問題です。
最近、オムロンから「ねむり時計」なんて商品が出てます。
寝ている人の体動を検知して、起きやすいタイミングで起こしてくれる時計なんですけど、ストレスなく起きることができるとのこと。
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ほしいな~。今よりもマシな生活が出来そう。。。
睡眠の質を上げて少しでも短い時間にしたいのなら、単純に3時間、みたいな時間切りで生活するのではなく、自分のバイオリズムに合わせて起床できるようなガジェットを利用したほうがいいんじゃあないかって思います。
まあ、無理せずに起きれるように工夫して、ストレスなく生活できる方がよっぽど健康的に価値のある生活がおくれるんじゃあないですかね。
まとめ
繰り返しになりますが、結局のところ3時間睡眠で体を壊したオッサンからすれば、元記事にあるようなことはやめたほうがいい、としか言いようがないです。
睡眠時間が短くなることは、医学的、統計的にも悪影響が出ているエビデンスがあります。
それを無視して安易にオススメなんて出来ません。
アサカツ!なんて響きの良い言葉を信じた結果、短眠によって体を壊すような人がいなければよいのですが。。。
まあ、たかだか数時間の時間を得るために、自分の命を天秤にかけるようなマネはせず、健康的な生活を送ってくださいね。
今回の記事は、増加した体重の分だけ思いが重いですよ。
以上